ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜5
「では、肝心のツリーハウスを紹介させてもらうぞ。こっちだ」
その木は、湖を見渡せる位置にある絶好の場所に立っていた。太い幹の周りには、素朴ながらもきちんと手すりがついた階段があり、太い枝が張り出した場所に作られた家へと登れるようになっている。
上を見上げると、かなり高い、3階建ての建物くらいの高さに床が見えた。
「うにゃー、想像以上に本格的でびっくりしたにゃん! あんなに高いところに家を作るなんて、とても大変な作業だにゃ」
「そうね、ツリーハウスっていうからもっと小さなものを考えていたけれど……木の上にできた別荘くらいの建物だわ。これをウィリオが作ったの?」
「ああ、そうだ。この木を見定めてから手入れをして、材料を集めて三年前からようやく作り始めたのだ。まだまだ未完成だが、貴婦人でも安全に登れるようにしてあるし、女性が泊まる場所には屋根も壁もしっかりと作ってあるぞ」
「木の手入れから始めるなんてすごいにゃ! 森エルフがすごいのか、ウィリオがすごいのかわからないけど、とにかくすごいものを作ってるにゃんね」
「ははは、ありがとう」
手作りの木の家を褒められたウィリオは、顔を赤くしてお礼を言った。
森エルフの誇りは、戦闘能力、狩りの上手さ、そして立派なツリーハウスを作る創造力なのである。
その木は、湖を見渡せる位置にある絶好の場所に立っていた。太い幹の周りには、素朴ながらもきちんと手すりがついた階段があり、太い枝が張り出した場所に作られた家へと登れるようになっている。
上を見上げると、かなり高い、3階建ての建物くらいの高さに床が見えた。
「うにゃー、想像以上に本格的でびっくりしたにゃん! あんなに高いところに家を作るなんて、とても大変な作業だにゃ」
「そうね、ツリーハウスっていうからもっと小さなものを考えていたけれど……木の上にできた別荘くらいの建物だわ。これをウィリオが作ったの?」
「ああ、そうだ。この木を見定めてから手入れをして、材料を集めて三年前からようやく作り始めたのだ。まだまだ未完成だが、貴婦人でも安全に登れるようにしてあるし、女性が泊まる場所には屋根も壁もしっかりと作ってあるぞ」
「木の手入れから始めるなんてすごいにゃ! 森エルフがすごいのか、ウィリオがすごいのかわからないけど、とにかくすごいものを作ってるにゃんね」
「ははは、ありがとう」
手作りの木の家を褒められたウィリオは、顔を赤くしてお礼を言った。
森エルフの誇りは、戦闘能力、狩りの上手さ、そして立派なツリーハウスを作る創造力なのである。