ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜5
「そういえば、ユーディリシェイラミアムスさまは今夜もカレーライスを食べにいらっしゃるのだろう?」
ウィリオ王子の問いに、エリナは笑顔で答えた。
「うん、そうにゃ。ユーさまは、今夜は焼き肉の仕込みをしてくれているから、美味しい焼き肉ご飯も食べられるんにゃよ」
焼き肉の美味しさを思って、エリナは楽しみにゃんねー、楽しみにゃんねーと口ずさむ。その可愛さにルディの口元が緩んだが、エリナの言葉の衝撃を受けて誰も狼の微笑みには気づかない……いや、イーシー以外は、であった。
「まあ、エリナったら、バーベキューの用意だけでなく、守護妖精に今夜の料理も頼んであるの?」
「ふふふ、ユーさまにしかできない、重要なお仕事を頼んだのにゃん」
「……なにを頼んだのかしら」
ルールーも、当たり前のように守護妖精を使うエリナに驚いている。
しかし、これはほとんどコレットのせいなのだ。
ドリュアドのコレットが、『多忙なエリナを呼びつけるのだから、責任を取って精一杯お手伝いをするように』とユーディリシェイラミアムスに役目を割り振り、ユーディリシェイラミアムス本人もそれを大歓迎して張り切っているのである。
ウィリオ王子の問いに、エリナは笑顔で答えた。
「うん、そうにゃ。ユーさまは、今夜は焼き肉の仕込みをしてくれているから、美味しい焼き肉ご飯も食べられるんにゃよ」
焼き肉の美味しさを思って、エリナは楽しみにゃんねー、楽しみにゃんねーと口ずさむ。その可愛さにルディの口元が緩んだが、エリナの言葉の衝撃を受けて誰も狼の微笑みには気づかない……いや、イーシー以外は、であった。
「まあ、エリナったら、バーベキューの用意だけでなく、守護妖精に今夜の料理も頼んであるの?」
「ふふふ、ユーさまにしかできない、重要なお仕事を頼んだのにゃん」
「……なにを頼んだのかしら」
ルールーも、当たり前のように守護妖精を使うエリナに驚いている。
しかし、これはほとんどコレットのせいなのだ。
ドリュアドのコレットが、『多忙なエリナを呼びつけるのだから、責任を取って精一杯お手伝いをするように』とユーディリシェイラミアムスに役目を割り振り、ユーディリシェイラミアムス本人もそれを大歓迎して張り切っているのである。