ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜5
「ええ、とても楽しかったわね。夢のような、素敵なひと時だったわ。わたしも終わってしまうのが寂しくて仕方がないの。……でもね、わたしたちの友情に終わりはないのよ」
「……にゃ?」
ルールーは優しく子猫の頭を撫でた。
「また次の楽しいことを計画しましょう。こんな風にたくさんおしゃべりをして笑い合って、わたしたちはこれからもずっとずっと仲良くしていきましょうよ。住んでいる国が違うからなかなか会えないけれど、その分会った時が余計に楽しくなるわ。だから、その日を楽しみにして、お手紙のやり取りなどをしましょうね」
子猫はまだ涙を流しながらも、こくんと頷いた。
「……まあ、そうだな。ふたりとも、いつでもこのツリーハウスに歓迎するし、マーレン国には他にもたくさん見て欲しい場所があるし、今のこの時が終わってもまだまだやることはたくさんある。この先にも楽しい時間が待っているはずだ」
もらい泣きしそうになった瞳が乾くようにそっぽを向きながら、ウィリオ王子も言った。
「……にゃ?」
ルールーは優しく子猫の頭を撫でた。
「また次の楽しいことを計画しましょう。こんな風にたくさんおしゃべりをして笑い合って、わたしたちはこれからもずっとずっと仲良くしていきましょうよ。住んでいる国が違うからなかなか会えないけれど、その分会った時が余計に楽しくなるわ。だから、その日を楽しみにして、お手紙のやり取りなどをしましょうね」
子猫はまだ涙を流しながらも、こくんと頷いた。
「……まあ、そうだな。ふたりとも、いつでもこのツリーハウスに歓迎するし、マーレン国には他にもたくさん見て欲しい場所があるし、今のこの時が終わってもまだまだやることはたくさんある。この先にも楽しい時間が待っているはずだ」
もらい泣きしそうになった瞳が乾くようにそっぽを向きながら、ウィリオ王子も言った。