ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜5
仕事終わりのエリナ(彼女はまだ幼いので、元気に育つためには三食の他に間食が要るのだ)と一緒に、美味しい焼き菓子と温かいミルクをいただいた子犬の妖精は、満足そうにため息をついてから言った。
「今夜はね、『妖精の環』の修理が終わったから、届けにきたんだ」
クー・シーは「僕とフォーチュナでがんばったんだよー」と得意げに言いながら空中からペンダントを取り出すと、浮かび上がってエリナの首にかけた。
「ありがとう、フォーチュナさんにもお礼を言っておいてね」
「うん、わかったよ。たっぷりと力を込めておいたから、これでまたフェアリナの姿に変われるよ……あれ? なんだかすごいものを持っているね」
子犬はエリナの胸元にあるブローチに気づいた。ユーディリシェイラミアムスが彼女との連絡用に渡した、エメラルドとパールのブローチだ。
「今夜はね、『妖精の環』の修理が終わったから、届けにきたんだ」
クー・シーは「僕とフォーチュナでがんばったんだよー」と得意げに言いながら空中からペンダントを取り出すと、浮かび上がってエリナの首にかけた。
「ありがとう、フォーチュナさんにもお礼を言っておいてね」
「うん、わかったよ。たっぷりと力を込めておいたから、これでまたフェアリナの姿に変われるよ……あれ? なんだかすごいものを持っているね」
子犬はエリナの胸元にあるブローチに気づいた。ユーディリシェイラミアムスが彼女との連絡用に渡した、エメラルドとパールのブローチだ。