推しが尊すぎる件について
                                                                
「ふぁーよく寝た」
あくびをして、ちらっと横を見ると…
「っ!?人!?え!?」
とてつもなくかっこいい、イケメンがいますっ!な、名前は、、、病室のドアに書いてある名前を確認すると…
『舞鶴 拓』
こ、こいつが舞鶴くんですかっ?い、イケメンでちょっと腹が立ちますね…でも…昨日まで佐紀さんが座ってたベッドに舞鶴くんが…
「うわぁっ」
いつの間にか起きていた舞鶴くんに見られてます!大変です!
「俺のこと見て、どうしたの?」
えっ、こ、この声…
「ら、ラエンくん?」
「あ」
「え?」
えぇぇぇぇぇぇ!?ほ、ホントにラエンくんなのですか!?
「プレスト」
「わっ…」
イケボな人って、見た目もかっこいいのですね。
「あんまこっち見ないで、、、」
「すみません。こんな汚れた体で見てしまって。。。」
「いや、そうじゃなくて、、、恥ずかしい」
か、か、かわいいっ!
「舞鶴くん!私、役者をしています!君屋 南朋です!好きに呼んでください!」
「役者?」
「恋愛もののドラマに出たり、あとは、宝塚の役者です!宝塚音楽学校に通っています!」
「宝塚、、、か。すごいな」
「そ、そういってもらえて光栄です!」
ラエンくんに褒めてもら…いや…喋れるなんて!やばすぎです!
「もう、明日死ぬのかなぁ」
「え!?死なないで?」
「嘘です、冗談です。可愛すぎます」
いや、ほんとにいつでも死ねるわぁ
「なんで舞鶴くんは入院してるのですか?」
「本態性振戦っていう病気」
「あ、だから脳神経内科なのですね」
脳神経内科って珍しいなぁって思ったから、そういうことだったんですね。
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