大好きです、部長。
「照れるから辞めてね」

そう言いながら、私は台所に行く。す

ると、ウォルも今日の食材を持ってつ

いてきてくれる。

「牛スジって、これで合ってるか?」

「うん、あってる。ありがとう。今日

はビーフシチューだよ」

「俺の好物じゃん。手伝う」

「大丈夫。指に着いている絆創膏、包
< 305 / 314 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop