私の前途多難な学園生活

プロローグ

どうしてこうなった？！





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「ふわぁ〜」




今日は転校初日。今日から私は、人間界の学校に転校するんだ！



そうそう、実は私、今までは魔界の学校に通っていたの。

私のお母さんは魔界の国の元王女で、魔法の練習のために通わされていたんだ。



お母さんは初めて人間界にやってきたときに、お父さんに一目惚れしたんだって。



そんな私が、なんで人間界の学校に転校するのかというと･･･


私の両親である２人が、その学校の理事長と約束していたんだ。





「娘が16歳になったら、学園に入学させる」



という約束を。




私からしたら「なんでそんな約束を？！」っていう感じなんだけどね･･････




だって16歳からという約束のせいで、２月生まれの私は



３学期の途中という中途半端な時期に転校することになったんだもの。