【短編】かわいく、ワルく、甘く愛して。
ヴァンパイアとハンター
「初めまして、金森那智さん。俺は生徒会長の志賀累。気軽に名前で呼んでくれよ」
握手を求めながらニコッと笑う目の前の生徒会長。
年上のはずなのに、その可愛い見た目に胸がきゅぅんっとなる。
「えっと、じゃあ累さんで」
「ああ、よろしく那智さん」
更に輝く笑顔が浮かび、もはや後光が見える。
こんなに可愛くて素敵な人に出会えるなんて。
思わぬ喜びに私は神様に感謝したくなった。
とある目的があってこの西城高校に転入してきた私・金森那智。
その目的のために転校早々生徒会に入ることが決まっていた。
「でも凄いね、転校したばかりで生徒会に推薦されるなんて……この学校の生徒会は実力主義だから相当デキる人なんだね、那智さんは」
私よりほんの少し高い身長。
少し顔を上げただけで視界に入った金の髪はサラサラで、長めの前髪からのぞく目は愛嬌がありまくった大きめな緑色。
鼻は小さめだけれど、形の良い薄い唇がほど良い大きさで全体のバランスを完璧なものにしている。
美しくて、可愛い先輩。
そんな人に優しい微笑みを向けられたらついついへにゃぁ、って顔が緩んでしまう。
握手を求めながらニコッと笑う目の前の生徒会長。
年上のはずなのに、その可愛い見た目に胸がきゅぅんっとなる。
「えっと、じゃあ累さんで」
「ああ、よろしく那智さん」
更に輝く笑顔が浮かび、もはや後光が見える。
こんなに可愛くて素敵な人に出会えるなんて。
思わぬ喜びに私は神様に感謝したくなった。
とある目的があってこの西城高校に転入してきた私・金森那智。
その目的のために転校早々生徒会に入ることが決まっていた。
「でも凄いね、転校したばかりで生徒会に推薦されるなんて……この学校の生徒会は実力主義だから相当デキる人なんだね、那智さんは」
私よりほんの少し高い身長。
少し顔を上げただけで視界に入った金の髪はサラサラで、長めの前髪からのぞく目は愛嬌がありまくった大きめな緑色。
鼻は小さめだけれど、形の良い薄い唇がほど良い大きさで全体のバランスを完璧なものにしている。
美しくて、可愛い先輩。
そんな人に優しい微笑みを向けられたらついついへにゃぁ、って顔が緩んでしまう。