悠久の絃
部屋に戻ると、もうお医者さんの姿になった悠先生がいた。


「おかえり。このちゃんから大体の説明は聞いた?」

コクッ


「じゃあ、お熱と、血圧測ろう。」



悠先生がそういうと、このちゃんが私の腕を取ってあっという間に測っていく。


「やっぱり少しお熱高いね。でも、これが普通だから、大丈夫だよ。
もしもしさせてね〜」


このちゃんが後ろから服を捲って悠先生がもしもしする。






「はーい、いいよ〜
じゃあ、ご飯食べて、8時くらいに夜星先生ともう1回来るね。いとちゃんもちゃんとご飯食べるんだよ。」


そう言って2人とも部屋を出ていった。

ご飯を食べても、あと先生が来るまで1時間半くらいある。

私はさっきから襲ってきている睡魔に負けて眠りに落ちた。










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