悠久の絃
〜赤城side〜

1分もしないで眠りに落ちたいとちゃんを見て、今日は帰ることにした。

昨日はなんとなく病院に泊まってしまったけど、さすがに2泊したら夜星先生に怒られるし、兄ちゃんも帰ってきたなら僕も帰ろ。









歩いて10分もしない帰り道。考えるのは今後のいとちゃんとの生活。

上手くやっていけんのかな。
そろそろ家具も揃えなきゃだし、姉ちゃんも捕まえなきゃな。
料理とかどうしよう。絢杜に教えてもらうか。

なーんて考えてるともうマンションに着く。

エレベーターに乗っていつもの階で降りて部屋の前に立つ。

やっぱり。鍵があいてる。





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