悠久の絃
律「こんにちは!」



知らない人が入ってきた。


悠「兄ちゃ、、、律先生。どうしたんですか?」


律「友和の娘ちゃんを見に来たの。」


友和?友和って私のお父さんの名前。

ていうか、誰?どんどん近づいてくるんだけど、、、



律「こんにちは!悠の兄で、絃ちゃんのお父さんの友達の赤城律です!よろしくね〜」


悠先生のお兄ちゃんでお父さんのお友達?
あれ、悠先生のお兄ちゃんって、、、



「、、、アロハシャツ、、着てな、、い、?」


律「っぷ!!ははっ!!アロハシャツ見たかったの?ごめんね〜親父に怒られちゃってさ、今日はスーツなの。昨日は着てたんだけどね。

てか、あげるよ。アロハシャツ。あ、でも俺のだとサイズ大きいか。帰ったら絃ちゃんサイズのアロハシャツ送ってあげる!色々あった方が楽しいから30着くらい送るね。いいだろ?悠!」



悠「そんなにいらない。2着あれば十分。
てか、今いとちゃんしんどいんだから静かにしてあげて。」


律「そうなの?なら診察するわ。悠、聴診器貸して。」


え、、、何この対照的な兄弟。
顔はそっくりなのに中身が全然違う。


ていうか、診察するって言った!?

もう律先生はもしもしする体制になっている。


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