悠久の絃
赤城「さ、どうぞ。」


す、すごい。
白と黒で統一された机やベッドが置いてある。

その中にポツンとダンボールが置かれている。



「悠先生、あの箱、なんですか?」


赤城「1ヶ月くらい前にいとちゃん宛で届いてたんだ。開けてみようか。」



悠先生がボールペンでテープを切ってくれた。中身を見てみると、、、

「わっ!アロハシャツだ!!」



中には色とりどりのアロハシャツが8着入っていた。


「すごーい!!律先生が送ってくれたんですね。
あれ、でもこれ大きくない?」

私が着られるサイズもある。でも、これは大きすぎる。


赤城「見して?
、、、あ、これ僕んだ。」


「お揃いで着られるね!」


赤城「だね。じゃあ、クローゼットにしまおうか。」



8着の内5着は私のサイズで3着は悠先生のサイズだった。

アロハシャツをしまおうとしてクローゼットを開けると、

「わあ!色んな服がある!」

なんとクローゼットの中にも色んな服が。

赤城「お出かけする時とか、どこか行く時はこの中から選ぶといいよ。
欲しい服、服に限らず欲しいものがあったら言ってね。」

「嬉しいです。ありがとうございます。」

赤城「だから、敬語じゃなくていいって。僕も喜んでくれて嬉しいよ。」






< 151 / 315 >

この作品をシェア

pagetop