悠久の絃
赤城「上宮先生たちかな。」


お邪魔しま〜す!と声が聞こえた。

上宮先生と瀬堂先生が揃ってリビングに入ってくる。

2人とも袋を持っている。何が入ってるんだろ。




慈良「んじゃ、改めて乾杯しますか。」

カーン!っと乾いた音が響いた。

すごい勢いでお酒が減ってる気がする。次から次へと空き缶が増え、悠先生も顔がほんのり赤くなっている。

お酒を飲まない椎名先生は私の隣に座って、ご飯を取り分けてくれる。


椎名「早く自分の分取らないと、酔っ払いに食われるぞ。」

「あ、ありがとうございます。」


< 163 / 315 >

この作品をシェア

pagetop