悠久の絃
上宮・瀬堂「「おはよう。」」


「上宮先生、瀬堂先生、おはようございます。」


上宮「おはよう。早起きだね。」


瀬堂「おはよ、絃ちゃん。呼吸苦しいとかない?」


「はい。大丈夫です!」


瀬堂「なら良かった。そろそろご飯できるみたいだね。座ろうか。」

「はい!」



ご飯もテーブルに乗せられてきて、全員が揃った。

「いただきます。」


悠先生のご飯も、絢杜先生のご飯もすごく美味しい。

1人で黙々と食べていると、目の前に急に手が出てきた。


「わっ!びっくりした。」


赤城「大丈夫?ずーっともぐもぐしてるけど。」


「大丈夫です!」


赤城「そう?僕今日も19時くらいに帰ってくるから。何かあったら連絡してね。お昼は冷蔵庫に入ってるやつ温めて食べてね。」


「はい。」


瀬堂「来週からみんな研修する科が変わるよね?みんな忙しくなるかな?僕はいつでも来られるからね。」


上宮「俺も。当直の日以外ならいつでも。」


赤城「ありがとうございます。次は外科系のローテが多いので、誰も来られないってなった時はお願いします。」


瀬堂「もちろーん。樹もいるからね。いつでも来るよ。」





なんだかんだ言ってみんな8時前には出勤して行った。

さっきまで賑やかだった部屋が一気に静かになるのは、少し寂しいけど、夜になれば悠先生が帰ってくる。

お昼までは音楽を聴いたり、本を読んだり。ご飯を食べたあとは、少しだけ勉強した。

そして夜は悠先生とご飯を食べたりお話して、一日が終わった。







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