悠久の絃
夜ご飯(椎名先生の監視付き)も完食!


椎名「偉いじゃん。ゼリー食べる?」


「食べます!」


はい、と差し出されたスプーンを持ってゼリーを食べた。


パクッ、、、ゴク



椎名「ふふっ美味しい?」


椎名先生が笑った!


「美味しいですよ!食べますか?」


椎名「いや、いいよ。悠に怒られそうだし。」


「そうですか、、」

パクッ、、、ゴク

パクッ、、、ゴク











コンコンコン

ピクッ

悠先生と瀬堂先生が入ってきた。


赤城「椎名、今日一日ありがとうね。」


椎名「いやいや。レポート捗ったから。」


瀬堂「今日はどうだった?」


椎名「発作が起きたのは朝だけですね。それ以降は起きてません。しかし、時々無自覚で呼吸が浅くなってます。それ以外は問題ありません。昼、夜ともに完食です。」


瀬堂「わかった。」


3人で話すのをやめ、ベッドの横に来た。



瀬堂「もしもしさせて。」

朝みたいな乾いた声ではなく、いつもの瀬堂先生に戻っている。

椎名先生が後ろからシャツをまくって、チェストピースが胸に触れた。

ピクッ

椎名「大丈夫だよ。深呼吸。」




長い長いもしもしが終わって、瀬堂先生の手が首に当たった。

瀬堂「のども腫れてないね。あ、悠先生も聞く?」

赤城「いえ、大丈夫です。」



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