交際0日ですが、鴛鴦の契りを結びます ~クールな旦那様と愛妻契約~
「小梅がアグレッシブなこと、忘れていた」
「や、やっぱり夫婦になるんですし、寝室を共にするくらいしなきゃですよ! ゆっくりお互いを知っていくのもいいですけど、少しくらい羽目を外して接近してみてもいいと思います!」
ベッドをダンボールのまま彼の部屋に運び入れるのについていくと、他の部屋とはまた違った落ち着いた雰囲気のそこに心臓の鼓動が速まる。
男の人の部屋という空間に入ったのは初めてで、どうしたらいいか分からなくなるのを誤魔化すようにそれらしい言葉を並べる。
「羽目を外すって、例えば?」
そんな私を知ってか知らずか、一織さんは早速ダンボールを解体しつつ私を見上げる。
その作業に加わり、私はどぎまぎと答えた。
「や、やっぱり夫婦になるんですし、寝室を共にするくらいしなきゃですよ! ゆっくりお互いを知っていくのもいいですけど、少しくらい羽目を外して接近してみてもいいと思います!」
ベッドをダンボールのまま彼の部屋に運び入れるのについていくと、他の部屋とはまた違った落ち着いた雰囲気のそこに心臓の鼓動が速まる。
男の人の部屋という空間に入ったのは初めてで、どうしたらいいか分からなくなるのを誤魔化すようにそれらしい言葉を並べる。
「羽目を外すって、例えば?」
そんな私を知ってか知らずか、一織さんは早速ダンボールを解体しつつ私を見上げる。
その作業に加わり、私はどぎまぎと答えた。