交際0日ですが、鴛鴦の契りを結びます ~クールな旦那様と愛妻契約~
「いや、違う。椎名の誤解だろ、」
「え〜? あれはたしかに小梅ちゃんの横顔だったと思うけど?今小梅ちゃんに会って確信したよ。ちょっと酔った感じで顔が赤くて、楽しそうに笑ってる小梅ちゃんの写真だった」
「おい、やめろそれ以上喋ったら追い出すぞ」
「こわ!なんでそんな怒ってんの! そんなに隠さなくたって、旦那に愛されてる感あって嬉しいんじゃないの? ねえ、小梅ちゃ、ん…?」
全身が熱い。特に顔。火照りすぎておかしくなりそうだ。おまけに心臓も、ドキドキドキドキうるさい。
「え、照れてる? ほらやっぱ、嬉しいんじゃん、一織、ってお前も!?」
椎名さんが驚くぐらい、一織さんの顔も、赤く染っている。
「待って待って。夫婦揃って初心すぎない?そんな照れる?えー、俺もしかしてお邪魔…?」
「写真…撮った時、酔ってて。それで、なんかふと、楽しそうな小梅を撮りたくなって、欲求のままに隠し撮りを、してしまったというか。ごめん。きもいよな、消します」
私たちの顔を交互に見比べる椎名さんを無視して、一織さんは焦ったように弁明する。
それから慌ててスマホを取りだすのを見て、思わず口を開いた。
「え〜? あれはたしかに小梅ちゃんの横顔だったと思うけど?今小梅ちゃんに会って確信したよ。ちょっと酔った感じで顔が赤くて、楽しそうに笑ってる小梅ちゃんの写真だった」
「おい、やめろそれ以上喋ったら追い出すぞ」
「こわ!なんでそんな怒ってんの! そんなに隠さなくたって、旦那に愛されてる感あって嬉しいんじゃないの? ねえ、小梅ちゃ、ん…?」
全身が熱い。特に顔。火照りすぎておかしくなりそうだ。おまけに心臓も、ドキドキドキドキうるさい。
「え、照れてる? ほらやっぱ、嬉しいんじゃん、一織、ってお前も!?」
椎名さんが驚くぐらい、一織さんの顔も、赤く染っている。
「待って待って。夫婦揃って初心すぎない?そんな照れる?えー、俺もしかしてお邪魔…?」
「写真…撮った時、酔ってて。それで、なんかふと、楽しそうな小梅を撮りたくなって、欲求のままに隠し撮りを、してしまったというか。ごめん。きもいよな、消します」
私たちの顔を交互に見比べる椎名さんを無視して、一織さんは焦ったように弁明する。
それから慌ててスマホを取りだすのを見て、思わず口を開いた。