冷徹エリート御曹司の独占欲に火がついて最愛妻になりました
「あ、莉子ちゃん!」
茉白は莉子が接客を終えたのに気づくと手招きして呼び寄せた。
「え、え、ちょっと茉白さん…!」
莉子は茉白と一緒にいる人物を見て、驚きのあまり怯えたような態度になった。
「雪村専務、米良さん、彼女が私のSNSの師匠の塩沢さん…じゃなくて、莉子先生です。」
「茉白さん、変な紹介しないでくださいよ〜!」
仲の良さそうな二人のやり取りを遙斗は微笑ましく見ていた。
「はじめまして。シャルドンエトワールの雪村です。」
「え、えっと…LOSKAの塩沢です。ちょうだいいたします…」
遙斗と名刺交換をする莉子の手は震えている。
「2週間でフォロワーを100倍以上にするなんて、凄腕ですね。」
遙斗が言った。
「まぁ…元が6人でしたからね…」
莉子が溜息混じりに言った。
「もー!莉子ちゃん…!」
莉子はイタズラっぽい笑みを浮かべた。
「真嶋さんのあの芸術的な絵を素晴らしいラフに仕上げる凄腕デザイナーさんにも会ってみたかったけど。」
「…その嫌味に何も言い返せないのが悔しいところですけど…今回は営業しかブースに立っていないので、凄腕デザイナーはまたの機会にご紹介しますね。」
茉白が少し不満気に口を尖らせて言うと、遙斗は笑った。
茉白は莉子が接客を終えたのに気づくと手招きして呼び寄せた。
「え、え、ちょっと茉白さん…!」
莉子は茉白と一緒にいる人物を見て、驚きのあまり怯えたような態度になった。
「雪村専務、米良さん、彼女が私のSNSの師匠の塩沢さん…じゃなくて、莉子先生です。」
「茉白さん、変な紹介しないでくださいよ〜!」
仲の良さそうな二人のやり取りを遙斗は微笑ましく見ていた。
「はじめまして。シャルドンエトワールの雪村です。」
「え、えっと…LOSKAの塩沢です。ちょうだいいたします…」
遙斗と名刺交換をする莉子の手は震えている。
「2週間でフォロワーを100倍以上にするなんて、凄腕ですね。」
遙斗が言った。
「まぁ…元が6人でしたからね…」
莉子が溜息混じりに言った。
「もー!莉子ちゃん…!」
莉子はイタズラっぽい笑みを浮かべた。
「真嶋さんのあの芸術的な絵を素晴らしいラフに仕上げる凄腕デザイナーさんにも会ってみたかったけど。」
「…その嫌味に何も言い返せないのが悔しいところですけど…今回は営業しかブースに立っていないので、凄腕デザイナーはまたの機会にご紹介しますね。」
茉白が少し不満気に口を尖らせて言うと、遙斗は笑った。