天使の受難 アレクサンドラとグルシア(魔法の恋の行方・シリーズ10)
「その実習授業の用紙を、
リリカから、渡されたのだが、
アタシは、その授業がうけられなかった・・・・
なぜなら、アタシのだけ日時が、違っていたからだ。
今、思えば、
はめられのただが、
リリカと他の魔女が結束して、
アタシの分だけ、指定された日時を書き替えたのだ」

魔女は、その時の怒りの感情を思い出したのだろう、
目が座ってしる。

「それで、アタシだけ補習というか、宿題で・・
こーいう形のやつが渡されて、・・
家でやってこいと言われてだな」

魔女は、ワインを少し机に垂らして、男性器の図を描いた。

「普通、初心者は、SSとかSとかのサイズを渡されるのだが、
なぜかアタシには、XLのサイズが入っている袋が渡されて、
これもリリカが、すり替えたのだろうが・・」

「いきなりで、XL渡されて・・無理チューもんじゃないかぁ!!
そうだろう?事実・・無理だったし」

同意を求められたグルシアは、開いた口がふさがらない・・

XL・・
魔女は、グルシアの驚きを無視して続けた。

「師匠には、何とか別のレポートと、喘ぎ声を5種類、バージョンを変えて実演してなんとかした」

魔女は、ふぅと大きなため息をついた。

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