天使の受難 アレクサンドラとグルシア(魔法の恋の行方・シリーズ10)
冷たい指先。
グルシアは一瞬、身構えたが、何も起きない。
「ふーーむ」
グルシアは椅子に寄りかかり、
魔女を上から下に観察した。
ベビードールとおそろいの白レースのパンティは、横ひもリボン結び、かろうじてTバックではない。
「それも買ったのか」
「うん、オットが喜ぶって書いてあった」
魔女は得意げに、スプーンでカップの縁を叩いた。
バンッ
グルシアは、テーブルに手をついて、いきなり立ち上がると、
無言で寝室に行った。
戻ってくると
「これを体に巻け!!食べ終わったらすぐに寝室に戻れ!!」
大声で言うと、手に持っていた
毛布を、魔女の頭の上に落とした。
「なに、怒ってるんだよぉ。
アイス、食ってるだけじゃん!」
魔女は、毛布をよけながら、頬っぺたを膨らませた。
「お前!!俺を襲うつもりだったんだな!!」
グルシアは、赤くなって怒鳴った。
天使の貞操の危機だ。
これは・・こいつは・・何かたくらみ、俺を挑発している!!
「おまえは、俺に触り放題だろうが!!」
魔女は、スプーンをスコーンと
グルシアに向けて、放り投げた。
グルシアは一瞬、身構えたが、何も起きない。
「ふーーむ」
グルシアは椅子に寄りかかり、
魔女を上から下に観察した。
ベビードールとおそろいの白レースのパンティは、横ひもリボン結び、かろうじてTバックではない。
「それも買ったのか」
「うん、オットが喜ぶって書いてあった」
魔女は得意げに、スプーンでカップの縁を叩いた。
バンッ
グルシアは、テーブルに手をついて、いきなり立ち上がると、
無言で寝室に行った。
戻ってくると
「これを体に巻け!!食べ終わったらすぐに寝室に戻れ!!」
大声で言うと、手に持っていた
毛布を、魔女の頭の上に落とした。
「なに、怒ってるんだよぉ。
アイス、食ってるだけじゃん!」
魔女は、毛布をよけながら、頬っぺたを膨らませた。
「お前!!俺を襲うつもりだったんだな!!」
グルシアは、赤くなって怒鳴った。
天使の貞操の危機だ。
これは・・こいつは・・何かたくらみ、俺を挑発している!!
「おまえは、俺に触り放題だろうが!!」
魔女は、スプーンをスコーンと
グルシアに向けて、放り投げた。