イケメン弁護士は再会した許嫁に愛を囁く~お前は俺のもの
伯父さんにはお子さんがいないのだ。養子を取るとか取らないとか言っていると数年前からお母さんに聞いていた。
「座りなさい」
テーブルにはサンドイッチやコーヒー、キッシュやサラダなどがテイクアウトしてある。
どれも美味しそう。にまにましていると、おじいさまから声がかかった。
「茜。半年くらい前にも聞いたが、新藤君とは結婚するつもりがないと言ってたよな?」
ゴックン。アイスコーヒーをのみ込んだ。そう、確かにその時はそう言った。
「え、えっと、そうですね。そう言いました」
社長が嬉しそうにこちらを見ている。
「実はね、茜さん。取引先の高梨工業の息子さんがうちにいるんだよ。仕事も出来るようだから、茜さんとお見合いをさせたいんだが、どうかな?実はお見合いの必要もないかと思っているんだけどね。君の同僚だし……」
今度こそ、キッシュをまるごと飲んでしまった。ええ!?
「……あ、あの。どこのどなたといいましたか?」
「だから、高梨工業の三男坊だよ。君と同期で総務にいる高梨君。彼がそうだ。知らなかったのかい?」
「え?えー!」
「座りなさい」
テーブルにはサンドイッチやコーヒー、キッシュやサラダなどがテイクアウトしてある。
どれも美味しそう。にまにましていると、おじいさまから声がかかった。
「茜。半年くらい前にも聞いたが、新藤君とは結婚するつもりがないと言ってたよな?」
ゴックン。アイスコーヒーをのみ込んだ。そう、確かにその時はそう言った。
「え、えっと、そうですね。そう言いました」
社長が嬉しそうにこちらを見ている。
「実はね、茜さん。取引先の高梨工業の息子さんがうちにいるんだよ。仕事も出来るようだから、茜さんとお見合いをさせたいんだが、どうかな?実はお見合いの必要もないかと思っているんだけどね。君の同僚だし……」
今度こそ、キッシュをまるごと飲んでしまった。ええ!?
「……あ、あの。どこのどなたといいましたか?」
「だから、高梨工業の三男坊だよ。君と同期で総務にいる高梨君。彼がそうだ。知らなかったのかい?」
「え?えー!」