不穏ラジオ−この番組ではみんなの秘密を暴露します−
☆☆☆
その日、私はベッドに入ってうつらうつらしていた。
さすがに今日1日の出来事で疲れてしまったんだろう。
どうせ不穏ラジオが始まれば目が覚めると思っていたのだけれど、気がついたときには夜中の2時を過ぎていた。
「えっ?」
思わず声を出して上半身をベッドの上に起こす。
いつもなら夜10時くらいの聞こえてきた不穏ラジオが、昨日は聞こえてこなかったのだ。
脳内に直接聞こえてくる音楽やDJの声で起きないはずがないのに。
どうしたんだろう。
今まで休むことなんてなかったのに。
困惑しながらも、ラジオ番組だって毎日放送されているわけじゃないと思い直す。
きっと、不穏ラジオは昨日が休みの日だったんだ。
DJだって休む必要があるよね。
そうして、特に気にすることもなく、私は再び眠りについたのだった。
その日、私はベッドに入ってうつらうつらしていた。
さすがに今日1日の出来事で疲れてしまったんだろう。
どうせ不穏ラジオが始まれば目が覚めると思っていたのだけれど、気がついたときには夜中の2時を過ぎていた。
「えっ?」
思わず声を出して上半身をベッドの上に起こす。
いつもなら夜10時くらいの聞こえてきた不穏ラジオが、昨日は聞こえてこなかったのだ。
脳内に直接聞こえてくる音楽やDJの声で起きないはずがないのに。
どうしたんだろう。
今まで休むことなんてなかったのに。
困惑しながらも、ラジオ番組だって毎日放送されているわけじゃないと思い直す。
きっと、不穏ラジオは昨日が休みの日だったんだ。
DJだって休む必要があるよね。
そうして、特に気にすることもなく、私は再び眠りについたのだった。