不穏ラジオ−この番組ではみんなの秘密を暴露します−
そんなに存在感がないだろうかと自分自身が疑問に感じるほどだ。
そのまま小高先生の後をつけてたどり着いた先は女子更衣室だった。
私は前回同様に柱に身を隠してその様子を見つめる。
先生は大きなゴミ箱から隠しカメラを取り出してなにか操作をしているようだ。
そうだ。
これも撮影しておけばなにかに使えるかもしれない。
さっき留伊の悪行の動かぬ証拠を手に入れたのと、全く同じことをすればいいだけだ。
私はすぐにスマホを取り出して動画撮影を開始した。
けれどここからでは小高先生がなにをしているのか、手元まで映らない。
バレる危険性が高まるけれど、きっと私ならできる。
柱の影からそっと身を乗り出して手元が映るように場所を移動する。
案の定、先生はカメラに夢中になっていてこちらに気が付かない。
先生はカメラの位置を少し変えてゴミ箱へ戻すと、満足した様子で立ち上がった。
咄嗟に柱の影に戻ろうとするも、ワンテンポ遅かった。
私が隠れるより先に、先生が振り向いていたのだ。
先生の驚いた表情と視線がぶつかりあう。
どうしよう、バレた……!
背中に冷たい冷や汗が流れていく。
そのまま小高先生の後をつけてたどり着いた先は女子更衣室だった。
私は前回同様に柱に身を隠してその様子を見つめる。
先生は大きなゴミ箱から隠しカメラを取り出してなにか操作をしているようだ。
そうだ。
これも撮影しておけばなにかに使えるかもしれない。
さっき留伊の悪行の動かぬ証拠を手に入れたのと、全く同じことをすればいいだけだ。
私はすぐにスマホを取り出して動画撮影を開始した。
けれどここからでは小高先生がなにをしているのか、手元まで映らない。
バレる危険性が高まるけれど、きっと私ならできる。
柱の影からそっと身を乗り出して手元が映るように場所を移動する。
案の定、先生はカメラに夢中になっていてこちらに気が付かない。
先生はカメラの位置を少し変えてゴミ箱へ戻すと、満足した様子で立ち上がった。
咄嗟に柱の影に戻ろうとするも、ワンテンポ遅かった。
私が隠れるより先に、先生が振り向いていたのだ。
先生の驚いた表情と視線がぶつかりあう。
どうしよう、バレた……!
背中に冷たい冷や汗が流れていく。