ヴァンパイアは自分の親友である妹を離さない
☆ ☆ ☆
それから1ヶ月が過ぎた。翼お兄ちゃんの容態は変わらず。悪化はしてないけど、良くもないって感じだ。
私は夜桜先輩のフォローのお陰か、意外と翼お兄ちゃんの代わりが上手くやれている。
そのため、翼お兄ちゃんからしばらくはフリを続けてほしいと頼まれてしまった。
私としては夜桜先輩と一緒にいられるからいいんだけど…。でも、あの日から夜桜先輩の様子はどこかおかしい。
「俺、紫音がいないと死ぬ」
「大げさですって」
「今日も血をもらっていいのか?って、許可なんていらねぇよな」
「ちょっ…夜桜、先輩っ!」
寮の自室にて、2人きりなのをいいことに夜桜先輩は私にベッタリだ。
出会った頃は想像もつかなかった。
「んっ……」
「その声を聞いてると理性が飛びそうになる」
「なっ…」
「襲ってもいいよな?」
「夜桜先輩、ダメですっ」
学校から帰ってきたばかりで汗もかいてるし…。
それから1ヶ月が過ぎた。翼お兄ちゃんの容態は変わらず。悪化はしてないけど、良くもないって感じだ。
私は夜桜先輩のフォローのお陰か、意外と翼お兄ちゃんの代わりが上手くやれている。
そのため、翼お兄ちゃんからしばらくはフリを続けてほしいと頼まれてしまった。
私としては夜桜先輩と一緒にいられるからいいんだけど…。でも、あの日から夜桜先輩の様子はどこかおかしい。
「俺、紫音がいないと死ぬ」
「大げさですって」
「今日も血をもらっていいのか?って、許可なんていらねぇよな」
「ちょっ…夜桜、先輩っ!」
寮の自室にて、2人きりなのをいいことに夜桜先輩は私にベッタリだ。
出会った頃は想像もつかなかった。
「んっ……」
「その声を聞いてると理性が飛びそうになる」
「なっ…」
「襲ってもいいよな?」
「夜桜先輩、ダメですっ」
学校から帰ってきたばかりで汗もかいてるし…。