問題ありの義弟は、義姉に独占欲強め。
止まらない、止まらない。
無我夢中だ、俺は。
「んっ.........」
止まらない俺を受け入れている羽那は、時折り甘い声を漏らす。
俺はそんな羽那の唇を、
何度も何度も、角度を変えながら奪う。
しゃぶるように、挟み込んで、
羽那の温もりを感じている俺。
(あぁ、俺ってやべーやつじゃん、
欲求不満みたい、、、まぁ、羽那に対してだけだけど)
あぁ、俺、もっと羽那が欲しい。
心の底からそう思った。
だから俺は、一旦口づけをやめて。
「羽那、口開けて?」
そう言ってみた。
「.........っ、ゆっくん、、、ここじゃ、だめ、」
息を切らしながらそう言う羽那。
ここじゃだめ?
あぁ、そういうことかって俺は理解した。
──────家なら良いんだ。