問題ありの義弟は、義姉に独占欲強め。
「じゃないと思う、よぎくん」
試着室の中からよぎくんを見る。
「へぇ、そうなんだ。じゃあ、」
そうニヤリ笑って、
試着室に入ってくるよぎくん。
「............んっ、」
試着室の中に入ってきたよぎくんの顔が目の前にある。
しかも、唇はよぎくんによって塞がれた。
でも、抵抗したくても出来ないよぎくんの力。
ゆっくんの時みたいに、目を瞑ろうなんて思えない力で、むしろ、なんで?って思うぐらい。
それなのに、よぎくんに壁に押さえつけられてる私。
「んっ......ふぁ......」
ゆっくんの舌と全然違う感覚。
よぎくんは優しいと思ってたのに............
強引なよぎくんに耐えられなくなって。
(もうダメ............っ、耐えられない)
そう思ったころで、私の意識は途絶えた。