問題ありの義弟は、義姉に独占欲強め。
◇ゆっくんの暖かさ
「.........ん、」
消毒液のツンとする匂いが鼻について目が覚めた。
「あ、羽那!大丈夫?」
1番に目に飛び込んで来たのは、
心配した表情のまこぴ。
「まこぴ??」
私がいま、なんでここにいるかも分からないなか話しかけた。
「羽那、熱中症で運ばれたの!巳藤くんに!」
「よぎくんに、、、?メイド服見に行って、それで、、、」
そこから全く記憶のない私。
「羽那は休んでた方がいいよ!あとはこっちでなんとかするから!」
そう言って、
保健室を出て行ったまこぴ。
せっかくの文化祭準備期間なのに、
なにも出来ないのはモヤモヤする。