問題ありの義弟は、義姉に独占欲強め。



そんな俺が我慢できるはずもなく。



キスをしながら、
──────羽那の胸を触った。



もちろん、羽那が起きてるとき。



つまり、意識があるときに触るのは初めて。



「んんっ......やっ......ぅ」



キスをしながらでも気づいたのか、
ほんの少し、身をよじる羽那。



「だめ。逃げないで、羽那」



右手は、羽那の頬に触れて。



左手は、羽那の胸を触ってる俺。



「んんっ......ぅ、だって、ゆっくんが、.........」



一瞬離れたタイミングで、俺の名前を呼ぶ羽那。



やべぇ、動揺する羽那、めちゃくちゃ可愛い。



俺のほんのイタズラ心。


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