問題ありの義弟は、義姉に独占欲強め。
「俺が、、、、、、なに?」
羽那に言わせたくて、聞く俺。
「ぅ、む、む、お胸、触る、から、」
俺の前でその単語を出すことに恥じらう羽那が可愛くて。
俺は完全に衝動的に動いた。
──────グイッ!と羽那を引っ張って、
押し付けたのは、空き教室にあるソファの上。
「ゆゆゆゆゆ!ゆっくん!?」
俺の行動に明らかに動揺する羽那。
「まだ、時間あるから、な?」
俺はそう告げると、今度はふわり優しくキスを落とした。
羽那からも深く欲しがってほしくて。
焦らすようにキスをした。
耳、目、鼻、額、頬、順番に落としていく。
いつも俺からなんて思うなよ、羽那。
いくら、義弟だとしても、なんでもするわけじゃない。
たまには、──────羽那から欲しいんだ。