問題ありの義弟は、義姉に独占欲強め。
そう思って、やっと理性が働いた。
俺は起き上がって、
羽那からも少し離れた。
これ以上、
俺の欲望のままに、羽那を襲わないように。
このまま羽那といたら、
俺は確実に羽那をめちゃくちゃにしてしまうから。
それが嫌で離れたのに。
「っ、ゆっくん?もう、ちゅーしないの?」
無意識かつ、無自覚に、
煽るように、上目遣いで俺を見てくる羽那。
「ぁ、あー、んー、これ以上は、
離れなきゃやべぇって、」
これ以上、俺を煽らないでくれ、
そんな気持ちで言葉を言ったのに。
「ぅ、やだ、やだよ、離れない、」
そう言って俺にしがみついて来る羽那。
俺の欲望を駆り立てるように...............