問題ありの義弟は、義姉に独占欲強め。






「......羽那、ただい、」



ゆっくんが、玄関のドアを開けたところで勢い良く鳴らしたクラッカー!



「ゆっくん、おかーえりっ♪」

「は?クラッカー?なんかあったっけ?」

「さぁて!なんでしょー!」



忘れてる様子のゆっくんの手を引いてリビングに連れて行く。



「ゆっくんばーすでー、、、、、、?
あ、誕生日か、ふつーに、忘れてたわ」

「もー!ゆっくんが生まれてきた大切な日なのに!」

「いや、ただの誕生日だろ」

「ちーがーうー!大切な日!」



ゆっくんが産まれて来なきゃ、
出会えなかったから大切な日だよ?



なんで.........ゆっくんは分からないんだろう?


< 245 / 288 >

この作品をシェア

pagetop