問題ありの義弟は、義姉に独占欲強め。






「ゆっくぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅん!!!!」



私は、いつものようにゆっくんの部屋のドアを開けた。



いまはお昼間なのに、ぐーすかって、
寝ているゆっくんの姿。



まぁーいいや!
早速、ゆっくんのお口へチョコレートを投入。



した瞬間だった。



「羽那ごと食う」



ゆっくんの声が耳に届いた時にはもう感じていたゆっくんの体温。



「んんっ.........ふっ、.........」



ゆっくんの中に入れたチョコレートとゆっくんのちゅー。



どっちも甘くて、私は、、、



(もう、だめっ、、、)



そう思ったところで。



「羽那チャン、バレンタインデーありがと。
冷蔵庫に入ってたから知ってたけど」



サラッというゆっくん。



「ば、バレバレバレンタインデーだったの!?」



私が発したあと、
もっと甘いバレンタインデーになること。



それはまだ予想外。


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