問題ありの義弟は、義姉に独占欲強め。
*
「ゆっくぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅん!!!!」
私は、いつものようにゆっくんの部屋のドアを開けた。
いまはお昼間なのに、ぐーすかって、
寝ているゆっくんの姿。
まぁーいいや!
早速、ゆっくんのお口へチョコレートを投入。
した瞬間だった。
「羽那ごと食う」
ゆっくんの声が耳に届いた時にはもう感じていたゆっくんの体温。
「んんっ.........ふっ、.........」
ゆっくんの中に入れたチョコレートとゆっくんのちゅー。
どっちも甘くて、私は、、、
(もう、だめっ、、、)
そう思ったところで。
「羽那チャン、バレンタインデーありがと。
冷蔵庫に入ってたから知ってたけど」
サラッというゆっくん。
「ば、バレバレバレンタインデーだったの!?」
私が発したあと、
もっと甘いバレンタインデーになること。
それはまだ予想外。