問題ありの義弟は、義姉に独占欲強め。


「ふぁ.........んっ.........」



俺はチョコレートを含んだまま、
羽那の唇に強引に舌を捩じ込む。



そうすると、ほら、
──────羽那もチョコレートも甘くなる。



俺が主導権を握ってるにも関わらず、
気づけば羽那もエロく、舌が絡んでる。



「......はぁ、羽那チャン。
いつからそんなに、ちゅー上手くなった?」



無意識に問いかけてしまうほどクラクラする。



「ゅ、ゆっくんのちゅー、ふわふわで、
なんかね、気持ちよくて、もっとって思ったら、つい、」



頬を真っ赤にしながらそう言う羽那。



「じゃあ、もっと気持ちよくなる?」

「っ!な、る、」



俺が問いかければ、赤くしたままの頬で、
理解したように言ってきて。



ちゃんと『な、る、』って言う羽那。


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