問題ありの義弟は、義姉に独占欲強め。


羽那は、俺がもうとっくに脱いでることも気づかないまま、ずっと、俺を離さずキスをしてる。



たぶん、羽那は自分では脱がないから。



だから、──────俺がいつも脱がせる。



幸運にも前空きの服の羽那。



ボタンを、ぷちん、ぷちん、とひとつずつ外していく。



ボタンを全て外すと露わになるのは羽那の柔らかい肌。



キスに夢中になっている羽那の、
柔らかい胸を俺は優しく触った。



文化祭以来、何度も触って来た柔らかい肌と胸。



何度触っても、な。



(もっと、もっと、もっと、、、、、、)



って、やみつきになって、
触るのをやめられなくなる羽那の身体。



羽那の身体はまるで、
そう、まるで──────毒のようだ。


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