問題ありの義弟は、義姉に独占欲強め。
「んんっ.........ふっ、.........」
ゆっくんのちゅーはいつだって私を溺れさせる。
時間がないから、ダメって分かってるのに。
止められないし、止まらない私たち。
「んんっ............ぅ」
気づけば、自分から、
ゆっくんに腕を回して引き寄せるように合わせている唇。
これは、もう──────止まらない。
結局がない中、
朝からキスも、それ以上もした私たち。
終わった後は、めちゃくちゃ慌てて準備をした。
「あー、良かった、嘘の時間伝えておいて」
「ぅ!ゆっくんてば生意気!反抗期!くそがき!」
いつも、私が寝坊しやすいからって、
わざと、めちゃくちゃ早い時間を伝えてくるゆっくん。
ありがたいけど、、、、、、早すぎだったりもする。
「へぇ、羽那。どの口が言ってんの?」
「ぅ、じゃなくて、もっかい、」
さっき、終わったばかりなのに、、、、、、
まだまだ、ゆっくんを求めてしまう私。
「羽那、可愛すぎ、でもダメ。流石に間に合わねぇ」
ゆっくんの言葉で、
私たちは、〝ある場所〟へと向かった。