問題ありの義弟は、義姉に独占欲強め。
*
朝食を食べ終えて、向かうのは学校!
今日は、珍しく朝バトルがないから、
ゆっくんとてくてくと学校に向かう。
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」
学校に向かう途中、ある人物が、
目に入って、私は思いっきり叫んだ。
私は、パタパタと走ってそこまで行く。
「まさきちぃぃぃぃぃぃぃぃ〜〜〜〜!」
声をかけながら、肩に手を置いた。
私が見つけたのは言うまでもなく、
昨日、友達になったばかりのまさきち。
私にとっての、
〝初めての男友達〟であるまさきち。
「わぉ!さかちじゃん!朝からぐぅ、」
「ん?まさきち?偶然って言おうとした?」
ぐぅ、なんて、変なところで言葉を止めたまさきちに尋ねたけど。