問題ありの義弟は、義姉に独占欲強め。
「ゆっ、ゆっくんも怒ってたからかなぁ?」
首を捻りながら、まこぴに質問してみる私。
「んー、まぁ、細かい事情は知らないけど、
羽那、やっぱあんた、男友達は暫く無理かもね」
残念ね、って感じの顔をしながら、
私の肩に手を置くまこぴ。
「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」
私が叫んだところ、
------------------ガラガラと扉を開けて入ってきた担任の先生。
「おーおー、元気だなー!
穂坂そんなに応援団長やりたいか」
笑顔でそう言う先生の顔は全く笑ってない。
むしろ、怒ってる感じすらする。
「いやだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
やりたくなぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」
あまりの怖さで、
黙れば良いところを、逆に叫んでしまった私。