問題ありの義弟は、義姉に独占欲強め。
「よし、応援団長は穂坂だ!」
先生がそう言うと、
〝応援団長 穂坂羽那〟と、
黒板にしっかり書かれている。
「やるとか言ってないですってぇぇぇぇぇ!」
私が叫ぶも、時すでに遅し。
反対意見なく、決まってしまった〝応援団長〟
「よーし、じゃあ、気を取り直して、
1時間目は体育祭の種目決めだーー!」
私の意思はどこへやら?
先生は、気を取り直して、
体育祭の種目決めを始めてしまった............
オーマイガーーーーーっ!!!!!!!
なんということでしょう!
「神様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
やりたくないですぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!」
「穂坂!煩いぞ!」
結局、神様頼んでも、
先生は変えてくれることはなかった.........