問題ありの義弟は、義姉に独占欲強め。


「...............っ、羽那、近い」



ゆっくんの体育祭の競技が知りた過ぎて、
いつの間にか、ゆっくんの腕にしがみついてた私。



「わっ、ゆっくん、ごめん、ね?」



とっさに離れて、思わず、ゆっくんに謝る。



でも、やっぱり、
体育祭の競技が知りたくて........................



「ゆっくんは、体育祭、なにに出るの?」



ゆっくんに聞いてみる私。



「んー、羽那が先に教えて。
そしたら、俺も考える」



と、言うゆっくん。



「えっとねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!
飴食い競争と、パン食い競争!!!!!!
それから、応援団長もやるよ!!!!!!
ゆっくんのこと、1番に応援するの♪」



種目の内容はともかく、
〝姉〟らしく、先に答える私。


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