問題ありの義弟は、義姉に独占欲強め。


「............へぇ、応援団長ねぇ、羽那が出来るわけ?」



私が一生懸命答えたのに、
出来るの?って顔で見てくるゆっくん。



「でっ、出来るもん!多分だど!!!!!」 

「ふっ、まぁ、せいぜい頑張れば?」



義弟のくせに、
私をバカにしてくるゆっくん。



「んもーーーーーーーーーーーー!!!!!
はよ!ゆっくんも教えなさぁぁぁぁぁい!!」



ゆっくんに向かってそう叫ぶと、
ゆっくんは...........................



私の耳元に口を寄せて。



「.....................応援団長と、寝たい」



珍しく甘えて来たゆっくんがいた。



ゆっくんが、
『寝たい』って甘えて来るのは久しぶり。


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