問題ありの義弟は、義姉に独占欲強め。
でも..........................................
「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!
体育祭じゃぁぉぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
せっかくの体育祭だから楽しみたくって、
勢いのまま大声を出した。
「あははっ、羽那ってばさすが〜!!
最初はあんなにやる気なかったのに、やるねぇ〜」
私の横で大爆笑しているのはまこぴ。
「だって、体育祭だよ!?夏だよ!?
盛り上がれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
私は勢いのまま、まこぴの肩を掴んで、
一緒に盛り上がるように促す。
「まだ夏より前だけどね?
うん。もうこの際いいことにしとくぅ〜〜」
なんか、一瞬、
まこぴから冷静なツッコミを貰ったけど、
そんなの気にしないぐらい、
競技前から盛り上がっている私たち。
「よぉぉぉぉぉぉぉぉっし!みんなぁぁぁー!
狙うは優勝だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
「「「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」」」
私の掛け声で、
1年生から3年生までの2組は一致団結した。