【BL】SAY YOU LOVE ME

そんなワケない!
涼さんのお世辞に僕はますます赤面した。




歌なんて…
小学生の頃音楽の時間に歌ったことしかない。



上手い筈なんてないんだ。






恥ずかしかったけど、でも涼さんは満足そうだし、何だか知らないけど

まぁいいや。





だってさ、憧れの人にこんなに近づけて、CDにサインまでして貰っちゃって。
こんなラッキー二度とないかも。





「ミナトくん、あっちに行こう?
コーヒーがいいかな?」


涼さんがリビングに行ってしまった。




あわてて立ち上がると、机の下に拾い忘れられたファイルが一冊目に入った。



.
< 100 / 230 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop