【BL】SAY YOU LOVE ME
「みなさま、大変お待たせいたしました。
本日はお忙しい中、“ONE”活動発表記者会見にお集まり頂き誠にありがとうございます。
私司会の――」
ステージ上に1人の女性が現れ、周囲の照明が少し落とされた。
変わりに眩しいライトが無人のテーブルを照らす。
「それではメンバーからご挨拶をさせて頂きます」
司会の合図と共に
ONEのメンバーが会場に入って来た。
先頭はリーダーのKouだ。
そして次に涼さんの姿が見えた。
僕は思わず
ぎゅ、と汗ばむ両手を握り締めた。
ステージ上の涼さんは
ライト以上に眩いオーラを放つ、まさにスターだった。
確かに僕は涼さんと直接話しをして、あんなに側にいたのに
それが夢だったんじゃないかと疑ってしまう程に。
彼はやはり手の届かない
芸能人
トップミュージシャンなのだ。
.
本日はお忙しい中、“ONE”活動発表記者会見にお集まり頂き誠にありがとうございます。
私司会の――」
ステージ上に1人の女性が現れ、周囲の照明が少し落とされた。
変わりに眩しいライトが無人のテーブルを照らす。
「それではメンバーからご挨拶をさせて頂きます」
司会の合図と共に
ONEのメンバーが会場に入って来た。
先頭はリーダーのKouだ。
そして次に涼さんの姿が見えた。
僕は思わず
ぎゅ、と汗ばむ両手を握り締めた。
ステージ上の涼さんは
ライト以上に眩いオーラを放つ、まさにスターだった。
確かに僕は涼さんと直接話しをして、あんなに側にいたのに
それが夢だったんじゃないかと疑ってしまう程に。
彼はやはり手の届かない
芸能人
トップミュージシャンなのだ。
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