【異世界恋愛】【完結】猫族の底辺調香師ですが 極悪竜王子に拾われました。
「んっ……ぁ……」
熱い吐息が漏れて、角度を変えて深まるキスをニーナは素直に受け入れた。
もう何度もしているのに、舌で上顎を擽られる度腰の力が抜けそうになる。ふうふうと必死についていこうとした小さな舌はロルフに容易く絡め取られてしまう。
これはロルフにとって魔力を吸うための行為だ。そう頭では理解していても優しいキスについ頭がぼうっとする。
「……ロルフ様、私、お伺いしたいことがあって」
長いキスの余韻が残ったままニーナはゆっくりとロルフに話しかけた。男はニーナの額や頬に口付けながら視線を合わせ耳を傾ける。
「ロルフ様のことが知りたいんです……赤い満月の日とロルフ様はどういった関係があるのですか……?」
熱い吐息が漏れて、角度を変えて深まるキスをニーナは素直に受け入れた。
もう何度もしているのに、舌で上顎を擽られる度腰の力が抜けそうになる。ふうふうと必死についていこうとした小さな舌はロルフに容易く絡め取られてしまう。
これはロルフにとって魔力を吸うための行為だ。そう頭では理解していても優しいキスについ頭がぼうっとする。
「……ロルフ様、私、お伺いしたいことがあって」
長いキスの余韻が残ったままニーナはゆっくりとロルフに話しかけた。男はニーナの額や頬に口付けながら視線を合わせ耳を傾ける。
「ロルフ様のことが知りたいんです……赤い満月の日とロルフ様はどういった関係があるのですか……?」