緋色の徴(しるし) リリカとサリエル(魔法の恋の行方シリーズ11)
「大丈夫。ダーリンにどんな呪いをかけても、愛しているからね。アタシも娘も」
「そうなら、うれしいな」
そう言って、
グルシアは胸に手を当てて、<ホッとした>というリアクションをした。
「リリカとサリエルは、変な組み合わせだとは思うけど、
<割れ鍋に綴じ蓋>って言うじゃない。
意外と、うまくいくんじゃないかな}
アレクサンドラが笑いをこらえて言うと、グルシアも同意のうなずきを返した。
「それでは、俺たちもヤドリギまで行くか?」
グルシアが提案すると、
アレクサンドラは、アイスクリームを食べる時と同じ笑顔を見せた。
それから、二人は手をつないで、ゆっくりとニンゲン界につながる道を歩き始めた。
「そうなら、うれしいな」
そう言って、
グルシアは胸に手を当てて、<ホッとした>というリアクションをした。
「リリカとサリエルは、変な組み合わせだとは思うけど、
<割れ鍋に綴じ蓋>って言うじゃない。
意外と、うまくいくんじゃないかな}
アレクサンドラが笑いをこらえて言うと、グルシアも同意のうなずきを返した。
「それでは、俺たちもヤドリギまで行くか?」
グルシアが提案すると、
アレクサンドラは、アイスクリームを食べる時と同じ笑顔を見せた。
それから、二人は手をつないで、ゆっくりとニンゲン界につながる道を歩き始めた。