可哀想な皇太子殿下と没落ヒヒンソウ聖女は血の刻印で結ばれる
「・・・ア・・・ア・・・っ」



下半身は硬直したまま、なのに私の女の部分の中はヒクヒクと痙攣している。
大きな大きな圧が私の中を一気に貫いた瞬間、霧で覆われていたような私の頭の中は一瞬で霧が晴れたかのようだった。



「あぁ・・・これは、予想以上で・・・っハァッ・・・凄いな・・・。
こんなに締め付けられたら・・・それもヒクヒクと刺激までしてきて・・・。
これだけで俺も達しそうだ・・・。」



「ステル、殿下・・・私・・・なんだか・・・」



「ああ、達したな・・・。
痛いか?」



「いえ、全然・・・え、あの大きいのが入ってるんですか・・・?」



「入ってるぞ?・・・ほら。」



ステル殿下がそう答え、腰をゆっくりと動かし始め・・・。



「ア・・・っん~っっ!!!」



大きな大きな圧が私の中をゆっくりと出たり入ったりしてきて、入口もその途中も気持ち良くて、そして・・・



「ここか?」



奥の奥にまで大きな大きな圧を押し付けてきて、ここが物凄く気持ち良くて・・・



「───────っっ!!?」



私の下半身は更に硬直し、霧が晴れているはずの私の頭の中はまた真っ白になった。



「・・・クッ、本当に凄いな・・・。」



ステル殿下が小さな声で呟いた後、少しだけ上半身を起こして大きな両手で私の腰を掴んできた。



そして興奮しながらも意地悪な笑顔で私のことを見下ろしてきて・・・



「痛くないようだからここから更に最善を尽くすぞ、戦友。
泣く暇もないくらい・・・俺との性行為のことしか考えられないくらい、今だけでも快楽に溺れていろ。」



そんなことを言って、ゆっくりと腰を大きく引いて・・・



また一気に私の中の奥まで貫いてきた。
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