婚約破棄寸前の不遇令嬢はスパイとなって隣国に行く〜いつのまにか王太子殿下に愛されていました〜
22 最悪の出会い、あるいは最悪の再会①
驚きが隠せないわたしは、凍り付いてしばらく瞬き一つできなかった。
視線がレイとぶつかって、爆ぜる。時間が止まったようだ。
な……なんでレイがここにいるの?
えっと、彼は高位貴族の令息じゃなかったの?
彼が国王陛下と王妃殿下と並んでいるということは――………………、
彼がレイモンド・ローラント王太子殿下!?
視線がレイとぶつかって、爆ぜる。時間が止まったようだ。
な……なんでレイがここにいるの?
えっと、彼は高位貴族の令息じゃなかったの?
彼が国王陛下と王妃殿下と並んでいるということは――………………、
彼がレイモンド・ローラント王太子殿下!?