再会したクールな警察官僚に燃え滾る独占欲で溺愛保護されています
背中に回った加賀美さんの手がパチンとブラのホックを外し、上着を首までたくし上げられる。
露わになった胸に直接触られて思わず身をよじった。
反対の胸に唇が近付き、膨らみに熱い舌が這う。
「……んぁ……っ」
自然と甘い吐息が漏れてしまう。
こんな声が自分から出ているのが恥ずかしくて唇をきゅっと引き結んだ。
触れられてこわいどころか気持ちよくてどうにかなってしまいそう。
ショーツに手をかけられするりと脱がされる。敏感な部分を指で撫でられた瞬間、ひと際高い声が漏れた。
ゆっくりと中に入ってくる彼の指が私の弱いところを探りながら責めてくる。
「……っ、あっ、ん……」
快感で頭の奥がくらくらしてきた。
やめてほしいのにやめてほしくない。
「……んっ、加賀美、さん」
「どうした?」
私の声に反応した彼が指の動きをそのままにして顔を覗き込んでくる。
「ちょっと……んっ、待っ……あっ」
「ごめん、無理。待てない」
いつもは優しい彼なのに今はすごく意地悪だ。
その強引さに体の奥が疼く。
片足を持ち上げられ、さっきから執拗に指で責められ続けているところに加賀美さんの顔が近付いた。