こころ、唄う。

君のいない寂しさを
吐き出すことは容易いけど
君以外の
誰かの肌と触れ合った後の
空しさが消えず僕の中で
膨れてゆくんだ


男に生まれてきた性は
時折、暴れ出して
我を忘れそうになるけど


君のぬくもりが
君の声が君の髪が愛しくて


他の誰かの肌に触れても


切なくシラけてく


誰かの温もりにごまかす
情けない自分は
あまりにもかっこわるくて
笑えない
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