こころ、唄う。

雨道

歩きにくい雨道
自分を守れる傘もなくして


光が差し込むのを
ひたすら待ち続けてたの


だけど雲は引くこともなく
あたしの明日を
見えないものに
していくばかり


雨音が響く
心がきしむ


あなたと
離れてからの時間は
ただ時間についてゆく


そんな何もない毎日が
続いてるよ


あなたがいないと
雨が冷たくて寂しいよ
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